ダメージ用語のいろいろ

ジーンズが負うダメージにも、いくつかの種類があります。タテ落ち、ヒゲ、蜂の巣…上手にすべてのアタリを出して、きれいなダメージジーンズを育てていきましょう。

ジーンズを穿きつぶす楽しみは、使用者のライフスタイルによって千差万別となる「ダメージ」です。しかし一口に「ダメージ」と言っても、いくつかの種類があります。「もう少し『ヒゲ』が濃くなると良いんだけどな」などとボソッと呟き、「通」を演じましょう!

○蜂の巣

タイトなジーンズを穿いていると、屈伸作業などでダメージを受け、「蜂の巣」と呼ばれるアタリが膝裏に出てきます。かなり出すのが難しいダメージで、上手にサイズを選ばなければ蜂の巣を作ることはできません。アタリがいくつも菱形に連なってまさに蜂が作る巣に

そっくりだと言うことで、ジーンズ業界では蜂の巣という呼び方が定着しています。

あなたが穿いているジーンズは、どれくらいダメージが進んでいますか? 「タテ落ちはあるけどヒゲは…」などのムラがあれば、もしかするとサイズが合っていないのかも。きれいなアタリのために、もう1本別にジャストフィットの品も見つけてみませんか?

奥深いダメージの世界

○アタリ
古着業界では、ジーンズのみならず、すべての衣服に対して使われる言葉です。擦れて白く褪色した部分、あるいは濃く残ったインディゴとのコントラストを指します。アタリがポジティブな「味」という意味で捉えられるのは、ジーンズだけでしょう。

ちなみに釣りの世界では、魚がルアー・エサを突つくことをアタリと呼びます。オーバーエイジのための趣味の中では、アタリは吉兆の言葉とも言えるかもしれません。

○タテ落ち
ジーンズを穿きこんでいると、タテ落ちと呼ばれる、生地の表面に滝のような縦向きのダメージが表れてきます。現代の高性能なジーンズでは表れにくい、ヴィンテージとレプリカだけの特別なダメージです。タテ落ちするジーンズは、未使用の状態でも生地の表面に縦の「流れ」のようなものが見えます。ショップで仔細に生地をチェックしていると、「おっ、通だな」とスタッフに思われるかも!

○ヒゲ
座ったり立ったりという作業を繰り返していると、フロントの股部分に放射線状のアタリがついてきます。これを業界では、ヒゲと呼んでいます。どれだけ穿き込んでいるか、というチェックポイントにもなるので、早く出てきてほしいダメージの1つと言えます。

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