国産ジーンズの聖地 岡山県産ジーンズの魅力

ジーンズといえばアメリカという印象が強いですが、日本でも海外に負けない高いクオリティを持つジーンズが製造されていることはご存知でしょうか。岡山県倉敷市、ここには日本産ジーンズを支えるさまざまな会社が存在しておりジーンズファンの間では「聖地」ともいわれています。国産ジーンズの一大産地である岡山県で作られるジーンズとは一体どのようなものなのでしょうか。

世界トップのジーンズ技術を持つ岡山県

あまり知られてないことですが、日本のジーンズ技術は世界的に見ても大変高度なものであり、海外のブランドが日本の企業にジーンズの製造や加工を依頼することは珍しくないそうです。そんなジーンズ技術を持つ会社が集まる地域が岡山県にあります。日本3大ジーンズブランドといわれる「EDWIN」「BIG JOHIN」「BOBSON」のうちBIG JOHINとBOBSONが岡山県発祥のブランドです。その中でも児島という地域は「国産ジーンズの聖地」としてファンの間では有名な場所です。

児島は江戸時代から紡績の町として知られていましたが、戦後に足袋や学生服などの産地として全国に知られるようになり、そのとき培った縫製の技術が今のジーンズ製造に生かされています。当初は生地やミシンなど全てを輸入しそこから技術開発を続けた結果、現在では綿花から縫製、加工に至るまでジーンズの生産に関わるすべてが揃う街へと発展しました。

岡山県産ジーンズの特徴

岡山県の児島はジーンズに関わる全てが揃うことから、「ジーンズのシリコンバレー」とも呼ばれています。そんな児島をはじめとした岡山県産のジーンズは、国産にこだわった高品質なジーンズを扱うブランドやメーカーが多いことが特徴です。

岡山県が良質なジーンズを生産できる背景には、縫製技術の他にジーンズ製作に必要な技術を持っている他県との距離が比較的近かったということが挙げられます。徳島県の「藍染」と広島県の「かすり」という伝統工芸は今の国産ジーンズには欠かせない技術となっており、「藍染」は製造工程の最後に行う染めと洗いの加工に応用され「かすり」はダメージ加工やヴィンテージ加工などに応用されることで、ジーンズに高い付加価値をつけています。

また児島にはジーンズストリートと呼ばれるエリアがあります。400mほどにわたって約30店舗が軒を連ねる通りでは、その店ならではのこだわりの一品にきっと出会えることでしょう。

岡山県産ジーンズは縫製や加工はもちろん、生地やパーツに至るまで国産にこだわって製作されています。そのためお値段も一般的なものよりはやや高めとなってしまいますが、長く付き合うことができますので旅行の際にはお土産に1本購入してみてはいかがでしょうか。

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