NGなジーンズの扱い方

過酷な環境で働く作業員のため、丈夫でなかなか破れないよう開発されたのがデニム。そのため一般的には丈夫で、ガンガンはきこんでもあまり生地が傷むようなことはないイメージですが、扱い方次第では早々に破れてしまうことがあります。せっかく長い間はきこみ、大切に育てたジーンズですからできるだけ長くはきたいものですよね。

要注意!ジーンズの生地を傷める行動

・洗わない
まずいちばんジーンズを傷めてしまう行動は、洗わないこと。「ジーンズを洗ってはいけない」という人も多いですが、長くはきたいなら定期的に洗うのがおすすめです。長年洗わないままでいると皮脂や汗、ホコリによって汚れていきます。こうした汚れを長い間放置していると酸化して生地を少しずつもろくさせ、破れの原因に。さらに汚れは放置すればするほど落ちにくくなってしまいますので、せっかく育てたジーンズにシミなど落ちない汚れをつけてしまうことにもなりかねません。

そのため育て、完成させたジーンズでも定期的に洗うようにしましょう。はく頻度にもよりますが、1ヶ月に1度ぐらいは洗濯するのがおすすめ。夏場など、汗をかきやすい季節は汗をかいた日は洗うようにすると、長持ちしやすくなるそうです。ただ小まめに選択すると、ヒゲやアタリをはっきりと出すのは難しくなります。まだ育成途中ならば、多少洗う間隔を長めにするとコントラストが出やすくなるでしょう。

・漂白剤を使う
ジーンズは昔から自分で手を加え、オリジナルの加工を楽しんだりする人が多いですね。例えばあえて穴をあけてダメージ感を出したり、漂白剤で部分的に脱色したり。スタッズを縫い付け、ハードさを出したりする加工も人気なよう。

ただジーンズに漂白剤を使うのは、ヘタをすれば一瞬で生地をボロボロにしてしまう危険があるので要注意。とくに薄めて使うタイプの塩素系漂白剤を、濃い状態でジーンズにつけたりするのは絶対NG。確かに一瞬で色が抜けますが、生地へのダメージも計り知れません。生地がもろくなり、破けやすくなってしまうのでできるだけ漂白剤は使わないようにしましょう。どうしても使う場合はきちんと指示通りに薄め、放置時間も短めにするのがおすすめ。間違っても一晩漬け置きするなど、しないようにしてください。

・ノリを落とさずにはき続ける
賛否両論ありますが、生地を傷めないようにという観点からだと最初にノリを落としきってからはくのがおすすめなのだそうです。ノリがついたままのかたい状態ではいていると繊維に傷がついてしまい、結果的には生地を傷めることになってしまうのだとか。もちろん長い目で見れば、の話なのでコントラストがはっきりとしたアタリやヒゲをつけたい場合はあえてノリを落とさずはくこともあります。

・直射日光にあてない
ジーンズがいちばん傷みやすくなるのは、やはり洗うとき。せっかく育てたお気に入りの一本を一度でダメにしてしまうこともあるほどですので、洗うときは細心の注意が必要です。洗い方に関しては個人やブランドによってこだわりや最適な方法があるため、どれが正解とは言い切れません。ただどのブランドでもジーンズを乾かすときは、直射日光にあてないようにしましょう。

ジーンズ自体、分厚い生地で乾きにくく、日光にたっぷりと当ててすぐに乾かした方がよいように思えますが最終的には生地を傷めてしまうんだとか。さらに色落ちもしやすくなってしまうため、どんどん色があせてしまうそう。ジーンズを干すときは風通しがよく、直射日光が当たらない場所を選んで干しましょう。

このなかで、いちばん生地を傷めるのが洗わないこと。ジーンズを洗ってはいけない、という人は多いですが実は逆効果のようです。確かに洗わなければそれ以上色落ちすることはないので、風合いは保たれます。しかし不潔ですし、ニオイも気になってくるはず。長い間愛用したいのなら、適度に洗うようにしましょう。ジーンズは基本的には丈夫で、多少雑に扱っても大きく生地が傷むことはありません。ただ長く愛用したいなら、ケアは大切にするようにしましょう。

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