通しか知らない、ジーンズ用語

楽譜を読める人にしか理解できない記号があるように、ジーンズの世界にも、マニアにしかわからない言葉がいくつもあります。アタリ、ヒゲ、リジッド、ボタンフライ、そんな言葉はすでに一般的な常識です。より細かな、ジーンズのマニアック用語を紹介します。

知ろう、ジーンズのすべてを

★綾織
表面に斜めに縫い目が見える生地を、広義に「綾織り物」と呼びます。デニムでは、インディゴで染められたタテ糸が表面に見られ、ヌキ糸と呼ばれる白い糸が裏面に出ます。デニムの他にも、チノパンなどのカジュアルウェアにも、目を凝らと綾織が見られます。

★ガーメントダイ
大体のデニムは、製品前に糸をインディゴで染めて、あの独特の色を作ります。しかしガーメントダイと呼ばれる製法では、まずデニムの形を作ってから、染料漬けに。ブルー以外のカラーデニムを作るときに多い手法で、マニアには少々嫌がられる傾向にあります。

★大戦モデル
比較的有名な言葉なので、ご存じの方も多いかもしれません。大戦モデルとは、第二次世界大戦の最中に作られた、特別な仕様のジーンズを指します。戦時のアメリカでは軍需品を大量に作るために、物資のコントロールが必要とされました。そのため、ジーンズからも不要なディテールを排除するように言い渡され、リベットやボタンの刻印が廃止。ヒップポケットのステッチまで廃されて、代用にペンキでブランドイコンを描いたメーカーもあります。

非常に稀少価値の高いモデルで、マニアの間では高額で取引されます。特にリーバイスの大戦モデルは、状態によっては50万円を超す場合もあるようです。

★ダブルエックスデニム
リーバイスの「501xx」のように、モデル名の後にxxとつくデニムを指します。xxとは、デニム地のランクとして最上のもの、という意味です。現代のレプリカブランドでもxxを掲げるモデルはたくさんあり、ジーンズ選びの1つの基準ともなります。

「何となく聞いたことはあるけど…」という言葉も、いくつかあったかもしれません。それでも、具体的な意味まで知っている人は多くないでしょう。やはりジーンズマニアの道は、製品を集めるだけでなく、「用語」への理解なくして究めることはできません。

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