アメリカの3大ジーンズブランドとその特徴

ジーンズを生み出した国アメリカ。そのアメリカで特に有名なジーンズブランドが「LEVI'S」「LEE」「Wrangler」です。世界3大ブランドとも呼ばれるこれらのジーンズの特徴を簡単に押さえておけば、コーディネートの幅も広がっていくことでしょう。

LEVI'S

ジーンズを生み出したブランドとして、その名前は世界で知られています。LEVI'Sが開発した「リベット補強技術」は「ツーホースマーク」や「レッドタブ」と同じく現在のLEVI'Sジーンズの大きな特徴のひとつとなっています。また現在のジーンズの原型といわれる「501」シリーズには今でもボタンフライが使われ、100年以上変わらないその基本ディテールは多くのジーンズファンを魅了しています。

Lee

俳優のジェームス・ディーンが公私共に愛用したことで有名ですが、それまでのジーンズのイメージを大きく変えたブランドでもあります。その特徴はバックポケットの形状。一般のジーンズは将棋の駒を逆さまにしたような直線的な形が多いのだがLeeのジーンズはポケットの下部が緩やかな曲線を描いています。また「レイジーS」と呼ばれるステッチはカウボーイが牛に押していた焼印のデザインが元になっているといわれています。

Wrangler

カウボーイやロデオライダーをターゲットにし、ウェスタンファッションの一時代を築きました。アメリカではカウボーイやロデオライダーの他馬の育成牧場で働く労働者やウェスタンファッションの愛好者の90%以上がWranglerの愛用者だといわれています。その特徴はやはり「一貫したウェスタンジーンズへのこだわり」と言えるでしょう。またバックポケットにデザインされている「W」のステッチは、Wranglerの頭文字を表し「Wは発音しない(サイレント)」ことから「サイレントW」と呼ばれています。

各ブランドともその特徴やこだわりはさまざまありますが、それぞれがジーンズの歴史において大きな変化をもたらした存在でもあります。LEVI'Sがワークパンツを開発しLEEがそのイメージを「作業着」から「カジュアル」、そして「ファッションアイテム」へとその地位を確立させていき、Wranglerは「ワークパンツ」と呼ばれていたズボンを「ジーンズ」という名前で広めていきました。もしこの一連の流れがなければ、今日のジーンズはまだ「作業着」と呼ばれていたのかもしれません。

またLEVI'Sのリベット補強やLEEのジッパーフライ、Wranglerのデザイナーズジーンズなど技術やファッションの面から見てもこの3つのブランドはジーンズに大きな影響を与えた存在であるといえるでしょう。

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