ジーンズの歴史とその素材

ジーンズといえば「デニム素材で作られたズボン」のことですが、誕生した当初はデニムではなく帆布で作られていました。ジーンズ誕生の歴史をブームや時代背景、素材から見てみましょう。

ジーンズの誕生・・・労働者たちの悩みに応えたズボン

ジーンズが誕生した1850年代を象徴する出来事がゴールドラッシュです。当時金鉱で働く労働者は綿でできたパンツを穿いていましたが、その作業環境からすぐにすり切れてしまうため人々は「耐久性の高いパンツ」を求めていました。

その要求に応えようとしたのがジェイコブ・デイビスという仕立屋です。さっそく彼は丈夫な綿帆布を使ったパンツの製作に入りましたが、その過程でリベットに着目しました。馬用のブランケットにストラップを付けるための金具をポケットの隅に打ち付ければパンツは丈夫になりさらに耐久性も増すのではないかと考えたのです。

結果、その発想は大当たり。ジェイコブの作ったパンツは「耐久性が高く破れにくい」と評判を呼ぶこととなり、これが現在のジーンズの原型となりました。

ブームの火付け役にも

日本にアメリカの文化や思想が雑誌やテレビを通じて流れ込んで来た1970年代には、1本のジーンズがファッションブームの担い手となりました。それが1972年に発売した「ストロングジーンズ」です。デニムのパッチワークを施したジーンズは日本のヒッピーブームの火付け役となりました。中高年の方であれば若かりし日に身に着けたこともあるのではないでしょうか?

ジーンズの素材「デニム」

ジーンズに欠かせない素材となったデニム。若い人たちの中には「ジーンズ」のことを「デニム」と呼ぶ方もいますがデニムというのは本来素材の名前です。そのもともとの産地はフランス。「デニム」の語源はフランス語の「セルジュ・ドゥ・ニーム」という言葉で、日本語に訳すと「(フランスの)ニーム地方の綾織り」という意味になります。

つまり、ジーンズは「フランス生地で作ったアメリカ生まれのファッション」と言えるのです。従来の耐久性はあるが重い帆布に対し、軽くて丈夫なデニムとその深い青色は「汚れが目立たないオシャレな作業着」として労働者たちの間で需要が高まり、ジーンズの素材としてその地位を確立していきました。

自作のアイテムでファッションに差をつけよう

日暮里にあるEDWINの直営店では、実際にEDWINジーンズで使用されている生地を購入することができます。商品と同じデニムで作ったオリジナルアイテムをファッションに取り入れることで、さらに上級のオシャレを目指してみませんか。

ジーンズは時代を象徴して来たファッションであると同時に、常に新しい可能性を秘めています。ちょっとした工夫で個性的なオシャレを楽しむことができるでしょう。

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