ジーンズを育てるあなたのための用語集

ジーンズを育てるため、色々と調べていると普段は耳慣れない単語にお目にかかることが多いのではないでしょうか。例えば赤ミミ、という単語はジーンズを育てている人のブログなどで頻繁に登場しますが、どの辺りがミミなのかすらわからないはず。そこでジーンズを育てていくなら、知っておいて損はない単語について紹介します。
ジーンズを育てるならコレだけは知っておこう
・オンス(oz)
生デニムを購入するときに目にすることの多い単語です。オンスとは重さの単位のひとつで、ジーンズでも同じように重さを表しています。オンスが大きくなればなるほど生地が分厚くなるため重たくなり、見た目の重厚感や履き心地、色落ちの仕方も変わってきます。平均は10~14ぐらいで、それよりも数字が小さいジーンズを「ライトオンスデニム」、逆に15以上のものを「ヘビーオンスジーンズ」と呼ぶこともあるそう。ちなみに1オンスは28.3グラムほど。14オンスのジーンズなら400グラム弱、ということになります。
・赤ミミ
ジーンズ好きのブログなどを読んでいると、頻繁に目にする機会の多い単語でしょう。ジーンズのミミ、とは裾をまくりあげたときに見える、縫い合わせの部分です。ここの部分に赤い糸が使われているジーンズのことを赤ミミ、と呼ぶのだそう。
もともとは60年代ぐらいまでに製造されたヴィンテージジーンズに多く採用されていたもので、ジーンズ好きのあいだでは「赤ミミをはいている=ヴィンテージをはいている」といった認識でもあったよう。そのためとても人気があり、最近では様々なブランドがあえて赤ミミを採用しているそうです。
・アタリ
アタリとは、ジーンズの色落ちした部分のこと。生デニムをはきこんでいると様々な部分がシワとなり、そこが次第に白っぽく色が落ちてきます。ここのことを「アタリ」と呼び、究極の一本を作るためにの必須条件でもあります。ジーンズ好きの人に「いいアタリが出ている」といわれたら、あなたのジーンズはとても順調に育っていると思っていいでしょう。
・ヒゲ
ヒゲとは足の付け根の部分に入る、まさにヒゲのようなラインの色落ちのこと。座ったり立ったり、といった動作を繰り返すことでできやすくなるそうです。足を大きく動かすことでできやすくなるので、ヒゲをきれいに出すため育てているあいだだけ自転車をたくさん使う、という人やスクワットをするなんて人もいるそう。
ちなみに同じような横のラインで、太もも辺りにやや下にむかってできるヒゲのことを下がりヒゲ、とも呼びます。内股の部分に平行線のように入る、斜めのラインのことです。下がりヒゲは比較的ゆとりのあるジーンズを育てていると、できやすいようですね。
・ハチノス
こちらもよく見かける単語ですね。ハチノスも色落ちの仕方をさす単語で、膝裏の辺りにできるまさにハチの巣状の色落ちのこと。膝を曲げ伸ばしすることによってできるシワが色落ちすることでできます。ゆとりのあるジーンズだと粗めのハチノスが、逆にタイトだと細かいハチノスができるといわれているそうです。
・シングルステッチ
こちらも赤ミミと同じく、裾部分の名称です。裾部分を1周する縫い目の呼び方で、1本の糸だけが見える縫い方をシングルステッチと呼びます。ジーンズに限らず、パンツの裾の縫い方としては一般的で、生デニムを店で裾上げしてもらうと大抵この仕上げ方になります。ミシンで縫われることが多いので多少ほつれても糸が全部抜けてしまうこともなく、丈夫な作りです。
・チェーンステッチ
シングルステッチと同じく、裾部分の縫い方の呼び名。こだわり派に人気の縫い方で、まるで鎖のように糸が見えているため、ロールアップしたときに存在感があります。綿100%の糸を使うことが条件でもあるため洗うごとに徐々に縮み、独特の風合いを出してくれるのだとか。ただチェーンステッチで裾上げをしてくれる店舗自体が少ないうえ、料金も割高。さらに糸が一部分切れただけですべての糸が抜けてしまう、というデメリットがあります。それでもジーンズにこだわりを持つ人には圧倒的な支持を受け、とても人気の縫い方です。
いかがでしたでしょうか。あまりジーンズを知らない人、そこまで好きではない人にとっては「わざわざこだわること?」と思ってしまうような、細かいことばかりだったかもしれません。しかし一見するとほとんど見た目の変わらないジーンズでは、こうした小さな違いが大きなポイントとなるよう。育てていくなかで知っておいて損はないですので、ぜひ覚えておいてくださいね。