ジーンズを紺ブレでキメる!

ジーンズと合わせられるトップスはカジュアルなものだけではありません。ややフォーマルなスタイルでキメられるかどうかは、男のファッションセンスの見せ所と言えるでしょう。中でも、定番中の定番と言えは、濃紺のブレザーです。一般的にはフォーマルな席では上着とパンツがお揃いのものでなければなりません。ブレザーも本来はカジュアル・ウェアに属しますが、紺ブレはダークスーツと同様のドレスコードにも適用可能です。

カジュアルにもフォーマルにもなり得るという特殊なアイテムで、これをジーンズと組み合わせることで、遊び感覚と大人らしさとを同時に演出できるのです。紺ブレとジーンズとをうまく合わせられるセンスがあるかないかは、ファッションセンスのある男かどうかの境目になるでしょう。

もともとは英国海軍のユニフォームです

コンブレがフォーマルになり得る理由はその発祥によります。ヴィクトリア女王が海軍の「ブレザー号」で閲兵するさい、艦長が乗組員の服装をただすために、ユニフォームに真鍮(しんちゅう)のボタンをつけさせたのが始まりです。女王がそのスタイルをとても気に入ったことから、他の艦船でもその服装をまねるようになりました。

当初は紺色でダブルのものだけでしたが、英国の名門大学ケンブリッジ大学がシングルのブレザーをはやらせます。セントジョーンズカレッジのボートクラブの部員たちが、カラフルなユニフォームを作ろうと、赤い上着を制服にしボタンをシングルにしたのが始まりです。次々とその他のクラブも真似をして、カラフルなブレザーは一流大学生たちの証となっていったのです。

海軍のユニフォーム、英国を代表する大学のクラブユニフォームという来歴が、ブレザーに一種の権威を付与し、公式な場でも通用するフォーマル性を生み出しました。街着として着られるようになると、真鍮(しんちゅう)のボタンは、金色に変わり、今のスタイルになっています。

イギリスやアメリカではブレザーといえば金ボタンですが、イタリアではむしろ嫌われており、ブレザーの色と同じボタンが好まれています。素材は秋冬物はフラノかカシミア、春夏物は朝やコットンが主流です。

色をできる限り抑えるのがかっこいい!

ブレザーを身につけるときは、全体を小ざっぱりまとめるのがコツ。ジャケットスタイルはそれだけで、上着とパンツという2色の色づかいをしているので、もう1色か2色で十分です。他人から見て簡潔な色づかいを感じる服装は、全体で3~4色です。それ以内に抑えることが大切です。

シャツはなるべきシンプルなものにした方が、さっぱりとした感じになります。普段ならシンプルすぎる真っ白のYシャツでもブレザーと合わせるときにはマッチします。

ジーンズをフォーマルっぽくするのに一番マッチするのが紺ブレです。シンプルな色づかいで大人っぽくキメましょう。ネクタイをすればよりフォーマルになりますし、きちんと結ばずゆるめてしめてもカッコよく着こなせます。

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