レーヨン素材で革命を起こしたBOBSON

日本を代表するジーンズブランド のひとつであるBOBSONは、それまでのジーンズの歴史を覆した存在です。レーヨン素材で作られたそのジーンズは年齢を問わず親しまれていますが、その歴史は時代に翻弄され、数奇な運命をたどっています。

BOBSONの歴史

BOBSONの創設は1971年。創設者の山尾被服工業がジーンズの製造販売を始めたことがきっかけで誕生しました。「BOBSON」という名前は世界に日本製ジーンズを広めるにあたって、当時アメリカでポピュラーだった名前の「ボブ」が「損をする」ようにとの願いをこめてつけられました。

ブランド創設以前より山尾被服工業の品質の高さが社会でも認められていたことと、ジーンズブームの到来によりBOBSONのジーンズは人気を集めました。そして1992年にはそれまでのジーンズの常識を覆す新しい素材を使ったジーンズを販売し大人気となりました。

新素材のレーヨンを使ったジーンズはそれまでジーンズの常識だった「硬い」というイメージを変えました。見た目は変わらないのにソフトな履き心地が今までジーンズに抵抗があった人にも受け入れられたのです。

しかしその後はユニクロやGAPなどから激安ジーンズが販売されたことにより、売り上げが伸び悩みました。会社の合併やブランドの譲渡を繰り返すことで存続を繰り返していましたが2012年6月ついにその歴史に幕を閉じました。

BOBSONの復活

1度はその歴史に幕を下ろしたBOBSONですが、2012年11月ブランドを創設した一族によってその商標権が買い戻され、12月よりオンラインショップでの販売を開始しています。販売当初は女性用ジーンズが7種類のみでしたが、2014年現在では小物と合わせて全46種類のアイテムを販売しています。ただし取扱い商品のほとんどが女性用ですので購入するときには注意が必要です。

ジーンズだけじゃない!BOBSONの魅力

現在BOBSONという名前は、ジーンズブランドだけではなくメーカーの名前も指しています。メーカーのBOBSONではジーンズだけではなくスニーカーやサンダルなどの靴類も販売しており、人気を集めています。

ジーンズメーカーが作るそれらの靴はジーンズとのコーディネートがしやすく足になじみやすいので、「1度履くと手放せない」と多くの支持を集めています。また耐久性にすぐれクッション性も良いのでぜひ1足は持っておきたいアイテムのひとつと言えるでしょう。

1度はそのブランドが消滅したBOBSONは現在、ジーンズだけではなく靴や小物も扱うメーカーとして復活を遂げました。ジーンズを中心としたコーディネートにBOBSONのアイテムを取り入れればジーンズの魅力をより引き立てることができるのではないでしょうか。

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